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冬のベイトフィッシングのこと 2000年5月

6月に入ってから、オーストラリアでは南極からの高気圧が南岸に居座って、毎日寒い日が続いている。とにかく「寒い」。

とは言っても、最低気温は10度を切る事は殆ど無く、日中日が射せば半袖で充分過ごせるのだが、長年南国の気候に毛穴が開き切っている体には、かなりこたえる。

なんでもシドニー近郊では雪が早くも積もり、スキーシーズン突入らしいし、ケアンズ近郊では6月の気候としては20数年ぶりの寒波らしい。

釣りの方も、突然の寒波で、すっかり冬の釣りに様変わりしてしまった。バラマンディは水温が低くなると、当然活性が低くなり、かなりタイトなフィッシングになってしまう。

ただ日本でも冬の時季に良く釣れる対象魚があるように、ケアンズ近郊でもこの時季に良く釣れる魚はある。ケアンズの冬のフィッシングで代表的なのは「クロダイ」や「コチ」、「キス」などが上げられる。

ルアーで狙って釣れるのは「コチ」くらいだが、「クロダイ」、「キス」は餌釣りとなる。日本では「クロダイ釣り」というとかなり繊細な釣りのようが、ここケアンでは生餌のエビさえ手に入れば、簡単に釣る事ができる。

餌になる小エビ。投網で簡単に掴まえられる。
 

通常のベイトフィッシングのコースでは、出港してから30~40分を餌とりに費やす。投網を投げて、生きたエビを捕まえるのである。

日本では考えられないようなサイズや数が釣れるようで、実際にコースに参加頂いた方からは驚きの声がよく聞こえる。以前、「全日本チヌ・・・・連盟」という、えらいものものしいタイトルの釣り団体がビデオカメラマン同行で取材に来ていた事があったので、その実力は推して知るべしであろう。

サイズは15~20センチがアベレージで大きいものになると30センチオーバークラスもよくあがる。ちなみに23センチ以上なければお持ち帰りは出来ませんので、ご注意を。

仕掛けはいたって簡単で、12ポンドラインに30~40ポンドのリーダー、シンカーは潮の流れに合わせて、ベイトが完全に沈むような重さを選べばいい。

岸からでも簡単に釣れるので、ケアンズ滞在中、暇つぶしにでも、とお思いの方は是非どうぞ。

餌はマリーナの近くのガソリンスタンドに売ってます。マリーナの拡張工事も終わり、防波堤がかなり沖合いに伸びたので、その上から釣り糸を垂れてみるといいかと思います。

そうそう、大型のクイーンフィッシュは潮さえ合えば釣れますから、その点をお忘れなく。