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冬のルアーフィッシングについて、GTとクイーンフィッシュ 2001年5月


今月は穏やかな晴天が続き、住んでいる我々にとっては、一番過ごしやすい気候になってきました。


朝夕はかなり冷え込みが厳しく、5月中旬には、いままでの観測記録の内で最低気温(といっても10℃だったのですが)を記録したものの、日中は毎日30℃近くまで気温もあがり、全く湿気も無く快適な毎日です。

ただ、バラマンディーに関しては、気温につれて水温も下がってきているので、かなり厳しくなってきました。まったく釣れないわけでもないのですが、タイミングが合わないとなかなか難しいというのが率直な感想です。

2週間程前、知り合いのフィッシングガイド(ケリーとジャスティン)は半日コースの釣りの合間の御昼の30分程度の間に6本のバラをあげて、自慢そうに見せつけてくれました。

そういった訳で、この時期にルアーフィッシングに参加すると、バラ狙いのキャスティングよりもGTやクィーンフィッシュ狙いのキャスティングに時間を割くことが多くなります。

やはりフィッシングガイドの考えとしては、「釣れないバラを狙うよりも、釣れやすいGTやクィーンフィッシュを狙った方が、・・・・」ということになるのでしょうか。

今回はこの冬場のメインターゲット、GTとクィーンフィッシュに関して、紹介したいと思います。

サイズ、ファイト

小倉さんの15キロGT
6キロラインだったのであげるのに1時間半かかりました。リーダーは40ポンドを1.5メートル程。 ルアーは10センチ程度のオーストラリア製スケーティングポッパーでした。 
市川さんのクィーンフィッシュ
普段はアルミボートで琵琶湖でバスフィッシングとのことで、GTやクィーンフィッシュの引きの強さに驚かれていました。
私が良く使用しているルアー

GTはメッキクラスから30キロクラスまで幅広く釣れます。先日も6キロラインのタックルで15キロのグッドサイズを釣り上げた小倉さんや、その2日後の餌釣りのコースでは30キロクラスのGTも上がりました。

クィーンフィッシュは8キロから15キロサイズといったところでしょうか。クィーンフィッシュは潮さえ合えば、かなりの確立でしとめられます。走りはシイラに似て、右に左に猛スピードで走りますし、かならずジャンプして、我々を楽しませてくれます。写真の市川さんも、その1人でした。

いずれもパワーのある走りで、アングラーを楽しませくれますが、これらの魚の面白さはトップで釣れると言う、目で楽しめる要素が非常に大きい点にあります。

ルアーとそのアクション
基本的にはスケーティングポッパーで遠投、早巻きです。河口域のバンク(浅瀬)でボートをアンカーリングするか、風で流しながら、思い思いの方向にキャスティングしていきます。

私自身は、広口ポッパーで、あまりスピードを考えず、ポップ音で誘うようにしています。

というのも、クィーンフィッシュにしろGTにしろあまりバイトが上手くない魚ですから、活性が高くない場合には、アタックしてルアーを跳ね上げて、終わりというケースが、かなり出てきます。ひどい場合には、1日キャスティングして10回近くのバイトがあっても、結局1匹もしとめられないという場合もあります。

活性が高い時は、バイトに失敗してもルアーを何度もチェイスしてくるのですが、活性が低ければどうしようもありません。そのときにスピード一点ばりだと、アピール力を上げる為にさらに速いスピードで巻かなければならなくなり、魚の視界からすぐにルアーが消えてしまうという状況になりかねません。

地元のタックルショップで購入した広口ポッパーをこのところ3回の釣行で使いましたが、他のルアーに較べても、最も良い結果が得られています。

地元のガイドはスピードが最も重要なファクターだと誰もが主張しますが、私自身の意見ではスピードも1つのファクターですが、音(ポップ音、スプラッシュ音)の方がもっと重要なファクターだと思っています。

タックル
早巻きが基本ですから、スピニングリールの方が良いでしょう。ルアーアクションのことも考えると、PEラインの方がいいかと思います。

ロッドも固めのものを使用し、水中抵抗の大きい広口のポッパーでも、十分アクションさせられる程度の物を用意された方がいいかと思います。ヘビーめのシーバスタックルで十分対応できるかと思います。

私自身は6フィートロッドに50ポンドのリーダーを3メートル程、メインラインは50メートル程度の30ポンドPE、それにバッキングでモノラインを80メートル程度巻いています。

いつもいつも20キロクラスのGTが釣れるわけでもありませんから、通常のGTフィッシングに使用するようなヘビータックルを準備する必要はありませんが、そのクラスのバイトもあり得るということを念頭においてシステムを組んでください。

あとはただ、遠投を繰り返すのみです。数を投げれば、それだけ釣れる機会も多くなる訳です。