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ケアンズで渓流フィッシング 2008年5月

 
 


ファーストフィッシュ
サイズは20センチ程度
こういったプールがメインポイント
 
 

 通常、雨季明けすぐの5月、6月は、多少雨が残るのが普通だが、今年の4月は16年ぶりの少雨とかで、とにかく、スカッと晴れ渡る日が多い。

湿気も殆どなく、冬と言っても日中は28度くらいにもなるので、家の中で仕事をしているのがもったいないような気がして、出かけたい気持ちをぐっと抑えて、仕事をしているのがつらい。

思い立ったまま出かけていると、当然のごとく仕事も溜まってきて、長期間家を空ける直前になって、深夜まで仕事をしなければならない羽目になるのが常である。

今月も、末から2週間近くニューギニアに出かける予定で、おまけに、その間に別の仕事も入ったりしていて、本当をいえば、その準備をしておかなければならないはずだったのだが、・・・・。



早朝に目が覚めて、起き抜けに机に向かい、簡単な仕事を片付ける。外は、まだ暗く、多少肌寒い。

外が明るくなるにつれて、窓から覗く空に雲ひとつなく、その日も快晴。

コーヒーを入れ、朝食を取りながら、朝の日差しが当り始めた庭をぼんやりと眺めながら、ボーッとした頭で考える。「今日もいい天気だなー。 ・・・・・・。 ウーン。 ・・・・・・。 そうだ、朝の空気の中で、山を歩こう!!」と、突然思い立ち、着替え始める。

「しっかりした靴を履いていったほうがいいよな。」、なんて思いながら、あれやこれや用意をしていると、こんどは、「どうせ山を歩くなら、釣り竿を持って、渓流を歩こう!」と、何故か釣りに予定変更。

8ポンドラインの巻いてあるライトタックルロッドと渓流用のミニルアーが入ったタックルボックスをバックパックに放り込んで出発。

1時間ほど車で移動し、目的の渓流に到着。

今回は、あくまで、当初の予定通り、釣りは二の次。歩くのがメイン。

去年の冬、同じように釣りに来て、大きな岩が積み重なって越えるのを断念した場所からさらに上流を歩いてみたかった。いつか、また出かけようと思っていた場所だ。

とりあえず、その岩場まで一気に遡る。前回、その手前のプールで何匹か釣れたので、竿を出してみるが、小さなバイトはあるもの、なかなかフッキングせず、20分ほど竿を振るがノーフィッシュ。

ここで粘ってばかりもいられないので、先に進むことにするが、ここが難所。

目の前の大岩を避けて、流れを横切って対岸に出たほうがいいかとも考えたが、深さがかなりあるようで、水に入れるような服装でもなく、大岩をよじ登ることに。

竿を片手によじ登れるような岩でもないので、岩の上に竿を立てかけて、両手を使ってよじ登る。岩の上までよじ登ってから、今度は、下に手を伸ばして、竿を拾い上げる。岩を下りるときは、その逆。まるで、ロッククライミングでもしているようだ。

最後、岩から1.5メートル程度の高さから川に飛び降りたら、案の定、石に足を滑らせて、あやうく全身ズブ濡れになるところを、なんとか持ちこたえるが、腰まで水に浸かってしまった。

もう、ここまで来たら怖いものなし。川の中をザブザブ、歩いてて沢を登った。

広いプールに出て、大物が釣れそうだと思って竿を振ってみるものの、ここでも、小さなバイトがあっただけ。そこから30分程度遡って、流れの向こう側にまたプールがあるのを見つけ、流れを横切って、プールの際まで歩く。

そこでの第1投。

ルアーが着水したとたん、バイトしてきたのが、これ、スーティーグランタ。最初の1匹なので記念撮影をするが、体の縁が黄色く変色した珍しいカラー。

そこからは順調に釣れ続く。森が深くなって、川にかかる木が多くなり、シェードの下にルアーを入れてやると、簡単にバイトしてくる。

でも、最初のキャストでミスバイトすると、後が続かない。最初のキャストを狙ったポイントに入れ、慎重にルアーを動かして魚を誘い、バイトを確実にフッキングに繋げるために、ルアーを変えたり、アクションを変えたり。

小さなサイズの魚ながら、引きはけっこう強いし、かなり真剣に遊ばせて頂きました。

それにしても、この辺りの景色は、日本の渓流の景色とほとんど変わらない。強いて言えば、日本の緑よりも、緑が濃いような気がする。たぶん、自然林のまま残された熱帯雨林だからだろうと思うが、滴るような濃さの緑だ。

緑の中で、川の流れの音、風の音、鳥の鳴き声、自然の音を耳にしながら竿を振ってると、ほんと気持ちが穏やかになってくる。

ほんと、ココロが和むわ。