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「ハイドコア」ルアー 2000年6月

5月の強烈な寒波が緩んで、少し暖かくなった様に感じる6月である。

この前まで、ジャケットが手放せなかったのに、今月は夜でもジャケットは羽織らなくてもすむようになった。

先回、ルアーフィッシングのガイドに出かけた時のこと、現地ガイドのジェフのボートに着いてみると、見覚えのあるルアーがロッドにぶらさがっていた。DUELのHARDCOREである。

実は私も同じ物を持っている。

このルアー、昨年の初め、ディープダイバーのルアーを探していたときに、友人から借りた「LURE MAGAZINE」に掲載されていたもので、なんかえらい気に入って、あれやこれや入手経路を探し回って、ようやく手に入れたものである。

なにせケアンズのこと、近くのタックルショップで手に入るわけでもなく、釣具屋のホームページや雑誌の通販の広告を見て手に入れた。

最初の釣具屋では在庫切れといわれ、「ムム、これは人気商品か?」、と思いながら「ない」と言われれば、ますます欲しくなるのが人情で、次の釣具屋に国際電話をかけて、日本の友人宅に送ってもらい、それで、ケアンズまで持ってきてもらったという次第である。

水中の泳ぎはウォブリングの加減が丁度よく、バラマンディー向きのルアーではあるが、なにせフックが華奢で、あまり使用したことは無かった。

今までに使用したのは30センチほどのバラが群れているマングローブの倒木で、ほんのお遊び程度に使用しただけであった。

ジェフに聞くと、「バラマンディーには最高」なのだそうだ。

2週間ほど前にシンガポールからチャイニーズのルアーマンが来て、一緒に釣行したらしい。彼が使用していたのが、このルアーで、この寒い時季に1日で4匹のバラマンディーをゲットしたそうである。

しかも、逃がしはしたがメーターオーバーのバラと5分間やりあったそうである。彼がいうには、やはりフックが弱く、このメーターオーバーのバラのウロコを貫通するまでのパワーがなかったらしい。最後にウロコが1枚、フックに刺さったまま上がって来たとのこと。

その彼の置き土産であった。

私は終日別のルアーを使っていたのだが、ジェフはこのハードコアーを使っていて、私にも盛んに使えと薦める。そのとき決まって言うことが「このルアーは名前がいいから、名前がいいから。」と何度も言うのである。

そうこうしている内に、ジェフが70センチオーバーのバラを釣り上げた。私が3回もキャスティングしたポイントのすぐ50センチほど脇のポイントから「ガバッ」と出てきた。

ボートで上流に向かって移動しているとき、魚探に魚の影が映り、帰りにもう一度攻めようと言っていたスポットである。


ジャンプした瞬間に「これは無理だろうと」と思ってしまった。なにせ、魚体に比べてフックが華奢すぎる。案の定、何回かジャンプしたが、どうやら大丈夫のようである。私がネットですくい、ボートへ引き上げた。口元を見ると13センチのルアーを全部口の中に吸い込んでいて、ルアーのテールが口の内側に引っかかって、絶対に抜けないような状態でフッキングしている。

バラマンディーでもこんなにしっかりフッキングすることもあるのかと、意外な感じがした。

バラマンディーも魅了する「HARDCORE LURE」。やっぱり凄い。お気に入りに加えよう。