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いよいよマーリンシーズンの幕開けです 2001年6月


5月の穏やかな晴天とはうって変わって、雨模様の天候が多い6月でした。

大阪からいらしたフジワラ様ご夫妻
ここ何年間かマーリンを追いかけて来たらしいのですが、ケアンズでようやくファーストマーリンをゲットできました。小潮に当り釣果はこの1匹だけでしたが、大変喜ばれていました。
ボラを使用したスイミングベイト
フックが埋め込んでありフロスで縫いこんであります。その他にサヨリもよく使います。

おまけに海上では毎日20ノット以上の強風で、大時化の日が多く、ゲームフィッシングボートが出港できた日は殆ど無く、フィッシングには最悪のコンディションとなりました。 (ただし、この原稿を書いている7月に入ってからは、6月の雨が嘘のように晴れ渡り、穏やかな毎日が続いています。)

雨が多かった事で、川の水量が増し、満潮時でも海水が川の中に逆流出来なくなり、淡水の比率が多くなって、それが原因で河口域でのフィッシングも釣果が振るわなかったようです。

今月3回のプライベート釣行のうち、最初の1回は、雨が降り続く前という事もあり、クィーンフィッシュやGTのバイトがかなりあり、実際にGTとクィーンフィッシュをゲットできましたが、それ以後の2回は、小潮と重なって、釣果に恵まれませんでした。

ただ今年は、例年に比べ水温が比較的高いので、その点では、雨が止んで、通常の乾期のような天候が戻ってくれば、釣果も期待できるのではないかと思います。3年程前の暖冬のときは、7月のセイルフィッシュ、8月のブラックマーリンと異常なまでに釣れた年がありました。

セイルフィッシュの場合、水温が高いとカツオ、マグロのボイルがインリーフでもできやすく、鳥山を探してトローリングをしていると、そのまわりをセイルフィッシュが5~6匹で泳いでいる光景に出くわします。

そのときは出港してすぐにサビキで釣り上げた小アジを水槽で生かしておいたものを、ライブベイトとして使います。すかさずフックにセットしてセイルフィッシュが泳いでいそうなところに流してやると、アッというまにベイトにアタックしてきます。

サイズは40~50キロサイズが平均ですが、バイトする瞬間から取り込みまで目の当たりに出来るのでかなり楽しめます。

8月になれば、ブラックマーリンの数釣りが楽しめる時季なので、どうしてもブラックマーリンをしとめたいということであれば、これからケアンズにいらしてください。

今までの最高では1日5本のマーリンをランディングしたこともあり、これからがベストシーズンです。かなりの確立でしとめられますヨ。
 
 

マーリンの回遊距離世界記録(Modern Fishing 8月号より)


私の好きな現地の釣り雑誌で「Modern Fishing」という雑誌がある。殆ど立ち読みで済ませるのだが、面白そうな記事が載っていると購入することにしている。

その8月号にケアンズ沖でタギングされたマーリンが中米のコスタリカで再び釣り上げられたという記事が載っていた。以下、その抜粋である。

「1996年8月、ケアンズ沖で釣り上げられたブラックマーリンが昨年の6月、中米のコスタリカで再び釣り上げられた。タグのデーターはアメリカのマイアミを経由して今年の5月にようやくオーストラリアまで届けられた。

最初にケアンズで釣り上げられたのは1996年8月3日で、そのときのボートはトロピックシーズ、アングラーはBERYL YATESという女性で、そのときのブラックマーリンのサイズはおよそ15キロ程の小型のものであった。

その後1、412日間、約7、894海里もの時間と距離を隔ててコスタリカ沖で再度釣り上げられることになった。

生憎、コスタリカでは漁師のボートに釣り上げられたため、そのときのサイズ等は不明のままだが、最初に釣り上げられた時のサイズ、それからの日数から推測して、おおよそ100キロ程度に成長していたものと思われる。

この移動距離は1973年のタギングプログラムの開始以来、最長のものである。過去にはオーストラリアで釣り上げられた魚で、ニューギニア、ソロモン、トンガ、フィジー、バヌアツ等で再び釣り上げられたという記録がある。」