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自己記録更新! ヒンチンブルック島、バラマンディフィッシング 1999年7月

7月上旬、ヒンチンブルック島へお客様の池辺氏に同行する。

今回は1泊2日の釣行である。ここ数年で最も寒い今年、期待通りバラマンディーは釣れるのか?。



早朝6時、ガイドのランピーがホテルに迎えに来る。車で2時間半、南に下って、ハイウェイが最初に海岸部にでるところがカードウェル、ヒンチンブルックの玄関口である。

9時よりフィッシング開始。今回は南西の季節風が強く、あまり良いスポットが望めない。

定石どおり、マングローブ脇の倒木をねらって1時間ほどキャスティングを続けるが、反応無し。バンクに場所を移して小さな流れ込みを狙ってキャスティング。前回の釣行では小型のバラマンディが数多くヒットした場所である。案の定、バラマンディがチェイスしてくるがいつもと様子が違う。余りに元気が無く、ルアーを追いきれないで、スッと身を翻して濁りの中に身を隠してしまう。やはり水が冷たく活性が低いようだ。これで果たして釣り上げられるのだろうかと、一抹の不安がよぎる。

バラマンディがアタックしやすいように、浮力が比較的大きいリップの大きなルアーにチェンジしてゆっくりトゥイッチングしてみる。

場所を変えて再びマングローブの脇へ。最初に私のルアーに反応がある。どうやらバラマンディーのようだがまたしてもヒットしない。アンカーリングして腰を落ち着けてキャスティングする事にする。

それでもこない。長期戦だ。

今回同行した、池辺氏とガイドのランピー、魚はスレッドフィンサーモン

昼食を15分ほどで取ってからまたキャスティングする。すると2投目で簡単にストライク。釣れたのは40センチ程のバラマンディであった。同じポイントで少し粘ってまたヒット。今度はお客様のルアーにヒット。お客様にとってはファーストバラマンディであった。

結局、初日はこの2匹以外に2匹、合計4匹のバラマンディのみ。それ以外はスレッドフィンサーモンが4匹、コッドが6匹程。

水温が低いこの時季にこれだけの釣果が得られるのはさすがにヒンチンブルック島だ。ただバラマンディに限って見ると、私のルアーに4回もチェイスがあったにもかかわらず全くヒットに至らなかった。ヒンチンブルックでも冬は厳しい釣りを強いられるということ?

フィッシングを終えてサトウキビ畑の真中にあるセイモアモーテルに到着。オーストラリアの田舎では典型的なパブ兼モーテルの古びた建物である。

シャワーを浴びて早速パブでビールを喉に流し込む。私達の他にタウンズビルからやってきた釣り客とガイドが4名、全部で7名。しばしフィッシング談義に花を咲かせたあと食事。その後はみな朝が早かったせいか早々にベッドへ。



翌日は、グッドサイズを狙って、島の海岸部の岩場をメインスポットに攻めることにする。ヒンチンブルックの北側の海岸部はマングローブが波打ち際まで迫っており、岩場の海岸でいかにも大物のバラマンディが潜んでいそうなスポットである。ガイドのランピーが言うには先回のトリップでは92センチのバラマンディが上がったそうだ。

岬の先端に岩場があり、そこを攻めることにする。最初に当たりがあったのは私のルアー。釣り上げて見ると65センチほどのグッドサイズ。約2ヶ月ぶりのバラマンディーに思わず頬擦りをしたくなるほどの喜びを感じる。そのあとはランピーのロッドに50センチクラスが1匹。

海岸部からチャネルの中に場所を変える。深場で大物を狙って20分ほどトローリングをするが当たり無し。

次にランピーお勧めのシークレットスポットに場所を変える。二つの流れの合流部で急に深くなっている。潮が引ききってちょうどタイドプールのようになっていて、潮が満ち始めたときにベイトフィッシュが潮に乗って入って来るらしい。それを狙ってバラマンディーが現れるという段取だ。

30分ほどキャスティングする。確かに潮が満ちてきてベイトフィッシュが入って来たが、釣れるのはバラクーダやサーモンばかり。バラマンディはどこ?、と思っている時にそいつはやってきた。

いきなり私のルアーが水中で引ったくられたかと思ったとたん、方向を変えて今度はこちらに向かってラインが近づいてくる。ラインスラックを取らなくてはと思い、必死の思いでリールを巻く。そのときいきなり目の前でバラマンディーがジャンプ。1回、2回、3回。今度は船の後ろから反対側に周りこもうとする。

いままでのバラマンディとはパワーが違いすぎる。12ポンドラインで、その日何度かバックラッシュしたラインを強引にほどいたりしていたので、ラインブレイクするのではないかと気が気でない。

ジャンプも何度か繰り返す。

そのうちジャンプしたとたんフッキングしていた2本のフックの内、センターのフックが目の前でいきなり外れた。4ヶ月前のあのいやな経験が頭をよぎる。

これ以上ジャンプして鰓洗いを受けたらひとたまりも無い。祈るような気持ちで慎重にボートまで引き寄せようやくランディング。この間10分程。89センチのバラマンディーであった。

良く見るとすでにタギングされたバラマンディーでナンバーを読みとってリリース。ランピーが自分のタギングレコードを確認していると、このバラマンディーは昨年の7月に同じポイントでタギングされたものと判明。その時のサイズは85センチだった。