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バラマンディルアー、ウインターバージョン 2000年7月

5月の記録的な寒波以来、水温が低い状態で安定してしまっていたのが、6月下旬から7月中旬にかけての本来のケアンズンの冬らしい安定した天候のおかげで、水温もいくぶん上がってきた。

例年、7月下旬から8月中旬の天候が安定した時季に、バラマンディーが一箇所で何匹も釣れることがあるが、そういった話も耳にする様になってきた。

先日、マルグレーブリバーにルアーのガイドとして出かけたときも、川の中流部の水温が思っていたほど低くなく、なんとか釣れそうだと思っていたら、案の定、2匹のバラをゲットでた.。

冬のバラマンディーは、河口部ではあまり釣れない。

河口にいないというわけではなく、河口部に棲む大型のバラマンディーは、ある程度の深度で、じっと物陰に身を潜めているのだろうと思われる。

反対に、川の中流部に棲む、比較的小型のバラマンディーは、流れの緩やかな、流心から離れた浅瀬の水草の影に身を潜めていることが多い。

たぶん、そういった場所が、比較的水温が高く、過ごしやすいのではないだろうか。

先日、あるフィッシングガイドと話をしていたら、冬、活性が低くなり、物陰にじっとしているバラマンディーをしとめる方法を彼の友人から伝授されたという。

そのガイドは実際に、その友人とフィッシングに出かけて、真冬に6匹のバラをしとめたそうだ。

上が市販のもの、下が改良したもの

バラマンディー用フライ
 

その方法とは・・・・・?。

まず、ルアーは「RIO’S LURE」を使う。このルアー、ベイトフィッシングで使われる河口域で採れるバナナプローンという小エビをイミテートしたものでバラマンディやフラットヘッド(コチ)にはけっこう定評がある。たいていの釣具屋に置いてある。

これをマングローブの倒木等のストラクチャーの中にキャスティングする。

ボトムまで落としてから、ジグをしゃくるようにアクションをさせるのだそうだ。ただしこのルアーはシンキングタイプなので、ロストする可能性は非常に高い。そのガイドも、その日1日だけで8個のルアーをロストしたそうだ。とてもお客さんには使えない方法だと本人も言っていた。

リダーを比較的長めに取り、メインにはPE(3号クラス)を使用する。ドラッグはできるだけ締めておき、もしバイトがあったら強引にストラクチャーから引きずり出す。

以上が、その方法である。

ちなみに私は、この話を聞いて、フックをシングルフックに交換して、スナッグガードを取りつけて改良を加えた。スナッグとは水中の倒木からできたストラクチャーの総称で、ウイードガードと同じようなものと考えて頂ければ良い。このスナッグガードはバラマンディ用のフライにもよく使われている方法である。

ただ、いざ作ってみると、使うのにもったいなく、結局この冬は使わずに終わりそうである。