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ケアンズの釣りキチ 1999年9月

 
 

この写真の男、ジャスティン。28才。

普段はリバーフィッシングのガイドとして働いている。リバーフィッシングのガイドの中では、最も若いにもかかわらず、いいガイドをしてくれる。ケープヨークでのガイド経験もあって腕は確か。そのガイディングにもまして、こいつの凄い所は無類の釣り好きということである。お客さんが無ければ無いで、自分のボートで釣りに出かけている。

この写真は彼が8月にセイルフィッシュを釣り上げたときのものである。

この嬉しそうな顔を見てやって頂だい。

実はこのポイント、彼の自作である。自分の船外機付き小型ボートでもアクセス可能な場所に、冷蔵庫やら車の大きな部品やらを、行くたびに沈めて、自分でポイントを作ってしまった。冷蔵庫などは、粗大ゴミとして、道路脇に放置してあるものを、自分の車で回収していったものらしい。

ポイントは水深40メートル程。周りは殆ど砂地なので魚が集まらない訳が無い。冬場はサワラが比較的岸近くまで寄ってくるので、彼の自作の漁礁にもかなりの数が集まっていたらしく、ジギングで面白いように釣れると、よく自慢していた。

ある日、いつもと同じようにジギングをしていたら、突然ドンッと大物がフッキングしたかと思うと、みるみるラインが引き出され、100メートル程走ったところでこのセイルフィッシュがジャンプしたらしい。それからファイトすること1時間。10キロラインでようやく取り込んだ瞬間の写真がこれである。

いつも携帯用のGPSを携行し、このポイントを探し当てる。GPSのデータは誰にも教えたことがない。