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GTフィッシング、釣行記 2001年10月


9~12月にかけてはケアンズでのフィッシングのベストシーズンです。

バラマンディー、GT、マーリンなどなど、どのターゲットを狙っても最高の釣果が期待できます。

金田様グループのGT

10月はいくつかGTフィッシングのご予約を頂き、船中泊のトリップもあったりして、私も楽しませて頂きました。

ケアンズでのGTフィッシングの場合、やはり船中泊で遠出したほうが、数、サイズとも期待が持てます。

東京からお越しの金田様グループは38キロのGT(右の写真のもの)をしとめられましたし、今回、釣行記を寄稿して頂いた伊藤様グループは3名参加、2泊3日で合計20数匹のGTをゲット。皆さんも、ケアンズにお越しの際は、この時季に是非どうぞ。

ただし、釣果を期待するなら、大潮の3~4日前か後がベストタイドですので、潮汐表を確認の上、予定を組んでください。

あと、この時季はマーリンのベストシーズンでもあり、早くから予約が埋まってしまいますから、お早めに計画を立てられることをお勧めします。

それでは加藤様の釣行記をどうぞ。


加藤様、釣行記


今回の登場人物
伊藤=手下
加藤(背の高いの)=エギン
富田(残りの悪そうなの)=富

日時:2001年10月5日~7日
天気:ずーっと晴れ
場所:オーストラリア ケアンズ
船:普段はカジキを狙っているクルーザー「MoonShine」
ターゲット:GT
メンバー:パルパロアングラーズの3人 手下、富、エギン
結果(船中):GT*21(MAX16kg)、ハタ*2(MAX10.5kg)、赤いの*4、バラクーダ*2(けっこうでかい)、 スマガツオ*3(みんな4kgくらい)、鯛*10本以上、カマス*1




手下君が企画するGreateBarrierReefのGTに富ちゃんとエギンがバイトした。

詳しくは良くわからないが、どうやらこのエリアは今が良い時期らしい。最近GTやってないし、行けるときに行っておこうと思って参戦するとこにした。

今回釣行を共にしたパルパロのこの3人は98年にも宮古へ行っている。もちろん、同行するのもこれだけではない、まあ気心知れた仲だ。

夕方、名古屋空港を出て、翌朝ケアンズ空港へ。ホテルで、旅行会社のお姉さんの話。眠いなあと思う前に本当に寝てしまった。チェックインを済ませ、休む間もなくタックルの準備をした。

我々のホテルへバラマン爺さんが迎えに来てくれて、ケアンズの港へと急いだ。

「潮も天気も良いのできっと釣れますよ。釣れなかったら釣る人のせいですよ(笑)」@爺

「でらー楽しみじゃん」@プレッシャーをものともしないパル

いかにもリゾート地という感じの綺麗な港には、今回、船中泊で、2泊3日の釣行をするMoonShine号が待っていた。

「でらー格好良い船じゃん」@パル

マジで格好良い船だった。広くて過ごし易そうだ。今回お世話になるキャプテンのスコットと、クルーのケリーが迎えてくれた。

バラマン爺さんが、ここでの釣り方やライフジャケットの使い方を教えてくれた。

一通りの説明を受けた後、我々3人を併せて、総勢5人で沖へと向かった。この船、見た目だけじゃなくて音も格好良い。飛行機みたいなエンジン音がする。走りだしたら、音が良いだけじゃなくて、やたら速い。後で聞いたらCruisingSpeedで25ノットは楽勝で出るらしい。

「みんな今頃、仕事だよなあ」@王様気分の我々

船内もあまりに綺麗なので、僅かなリーダーの切れっ端まで無意識のうちに片付けてしまう。新居の船上では考えられない。パルパロメンバーの行動としても考えれられない。

沖へ走ること1時間。最初のポイントに到着。

「Cast!」@投げて良いよの指示するキャプテン。

緊張の一投目。(まあ普通に)キャストした。なんとキャプテンが拍手。

立派な船に乗れて子供の様に大喜びしていた我々は、どうやらなめられていたらしい。みんな一投づつ投げるとすぐさま次のポイントへ。

「キャスティングテクのチェックしただけだよな」@パル

次のポイント。すぐ釣れるかと思ったが、なかなか釣れない。

「おかしいねえ」@パル

ちょっと不安になってきた。

「GT Bed Time」@1時間後には喰出だすというキャプテン

お昼過ぎ、ようやく最初のバイト。しかし乗らず。魚が居るとわかって、だいぶ元気が出てきた。

段々潮が動いて活性が上がってきた。最初のヒットは手下くん。富ちゃんが連れてきたバラクーダを見事にGET。結構でかかった。船中はみんなの笑顔。

しばらく走ると、今度はベイトのナブラ。魚種はよくわからないが充分届く範囲に沸いている。

「おーし来たぞー」@富

おそらく15kgくらいのGT。(今回は未計測の魚も多い)いいなあと眺めているとキャプテンの口笛。

「Cast!」@キャスト方向を指差すキャプテン

素直に指示のあった方向へ投げた。すかさずPopping。

「Chase!Chase!Chase!」@キャプテン

水飛沫の後にぐっとRodが重くなった。何度見ても興奮するGTのChase。
久しぶりのGTをGET。よー引いた。あー幸せ。

結局この日はこの時間帯に喰いがたっただけで終わってしまった。GT*2、と手下くんのバラと赤いので終了。

暗くなってアンカリング。早速ジギング。ケリーも負けずにイカを餌にして俺のkamajaで釣り始める。イカ餌だと3kgくらいの鯛が簡単に掛かる。ケリーはGTをまだ釣っていない手下君に気を使って、巻いてみろと鯛の掛かった竿を手下君に手渡す。結構笑える。

ジギングで頑張っていた富ちゃんにヒット。

「おーーし来た!」@富

しかし上がってきたのは30cmくらいのカマス。笑ってはいけないクルーのケリーが鼻で笑う。これも笑えた。

さあ二日目。

昨日はいまいちだったので今日は頑張ろう。最初のポイント。

「10 o'clock Long Cast」@FlyingBridgeから指示を出すキャプテン

英語だと、なんて響きが良いのだろう!海外遠征だなあと感じる。日本語にすると「10時に弁当は早弁だ、昼まで待て こら!」になる。うそだ(”10時の方向に遠投しなさい”です。念のため)(後ろのデッキでキャストするので船尾方向が12時です。念のため)

昨日よりはちょっとは活性があるが、それでも国内に毛が生えた程度。
手下くんも、今日は当然の様にGTをGET。お昼の2時頃、昨日同様に魚の活性が上がった。

手下くんの赤いのGETの直後。キャプテンの口笛。

「Cast!」@おそらく船の高いところから魚が見えているキャプテン

投げるとすぐに喰ってきた。結構引く。浅いリーフだったのでリーダーのすれる感じが伝わってくる。

「やベー」@エギン

「切れるかも知れんよ」@手下

なんとかフォローに助けられて魚が上がってきた。なんと角のある魚だ。トナカイか?オーストラリアのクリスマスは いつだ もう終わったか。キャプテンはサンタか?

わけのわからん想像をしてしまうエギン。

いや、良く見ると角じゃない。珊瑚だ。珊瑚をリーダーにからめて10.5kgのハタが上がってきた。こんな立派なハタを釣ったのは始めてで嬉しかった。手下くんも同様にハタをGETした。

GTはいまいちなのでカジキを狙ってみてはどうかとキャプテンが提案した。この時期カジキを狙うのが普通なんだろうなあと思ったが我々はGTを狙い続けた。やっぱりいまいちだった。

この日は手下くんGT2本、エギンGT1本、富GT1本、その他ハタやバラクーダなどが釣れた。そのまま船中泊。

さて最終日。

昨日まではGT6本とその他の魚。とりわけデカい魚もいない。このままでは終われない。今日は昨日までと違って、多少波があった。これが良かったのか、北上したのが良かったのか。最終日のGTは活性があって面白かった。

しばし解説。

ここでの釣りはというと、根を狙いながらナブラ討ちをしていくパターンだ。ナブラの方が遥かに魚の付いている確率が高い。ナブラのど真ん中に投げて、ベイトを散らして活性を上げるのではなく、ナブラの向こうに投げて、Poppingして来ると、ナブラの上でバイトするというパターンだ。

投げるタイミングと方向はキャプテンからの指示だ。ピーという口笛は投げろ の合図。下げた手を開いたら 待て の合図。

指示に忠実な我々は、釣り好きな3匹のポチの様だ。

デッキでは必ず1人づつ順番に投げる。みんな順番を守って投げていく。
飛距離やPoppingのテクに加えて、ナブラが出たときに、自分の順番が
回ってくるかどうかも非常に重要なポイントだ。

大ナブラが自分の順番に回って来ると笑いが止まらない。

「頂きー!」@キャストがうまくいった瞬間に喜ぶエギン

「Hey Hey ほらー来た!」@エギン
そのままPoppingをしてくるとナブラの上でバイトする。

「また やられた!」@運が悪い手下と富

こんな感じで、GTがガンガンバイトする楽しい時間が過ぎた。

「Last Cast OK?(こんなような言葉だったと思う)」@キャプテン

富→NO Bite。
エギン→NO Bite。
手下→ナブラに当たりGTが出た。

一気にフォローを入れてバックするキャプテン。必死に弛みを取る手下くん。ところがフォローを入れすぎてぺラだか舵だかにラインが絡んでしまった。

「あーあー。気持ち良く終わりたかったのにねえ」@エギン、富

「潜ってもらわにゃーあかんわねえ」@冗談を言う富

しかし、ケリーは本当に潜った。

しばらくするとPEを素手に巻いて海中からデッキへ戻ってきた。素手に巻いたPEの先にはGTが掛かっていた。今度は手下くんのGTの手釣り。キャプテンもデッキに降りてきて総動員。やがてGTが浮いてきて見事GET。

「Good Job!」@結構感動したカメラマンのエギン

「Oh Thank You」@照れるケリー
とても良い経験をした。

帰りにライトトローリングでスマガツオが釣れた。丁寧に捌いたと思ったら、大きなフックを頭に付けてカジキの餌としての加工が施され、大事に保管された。やっぱりここは日本じゃないと感じた。

誇らしげなGT Flag(GTの大漁旗)を掲げてケアンズの港へ帰ってきた。
シャワーの水やガソリンまで使い切ってMoonShineは我々を楽しませてくれた。(正直言って、不安だった)

出港の朝とても綺麗だった港は、夜もまた綺麗だった。
バラマン爺さんやいろんな人が出迎えてくれた。みんなで記念撮影をしてケアンズGT釣行が終わった。

釣りって本当に面白いなあ。

ケアンズへ行ってみて感じたのは、同じGTでも釣るところによってやり方が違うなあと。GT道場の国内、なんでもありのフィリピン。そしてカチッとしたナブラ討ちのケアンズと。

今回僕は合計8本。とても楽しかった。
ChaseするGTは何回見ても血が踊る。

ValleyHill Kamaja83Popping STLA16000H PE7 NYLON40号
ZENAQ P83-5 STLA10000H PE6 NYLON40号
Carpenter Anthias 145 黒、黒緑、STBL66 4/0
Carpenter SeaFlog 120 黒、STBL66 4/0