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バラマンディ、ショアキャスティング 2001年2月


いよいよ本格的な雨季に入ったケアンズ。

ただ今年は例年よりも雨が少なく、予約を受けたフィッシングトリップをキャンセルする回数はかなり少なかったように思う。たぶんサイクロンの接近があった24日前後の2日間だけだったような気がする。

サイクロンの後は、日本のような台風一過にはならず、それまでにも増して雨脚が強くなるのが普通なのだが、今回の台風は、嬉しいことに翌日快晴となり、その後、晴天がほぼ2週間近くも続いている。

川が増水してあまり釣果が期待できない場合は、なるべく川の河口の海水が入り込む場所をポイントとする場合が多い。満潮の場合は海から海水が逆流して、濁った水を川に押し戻してくれるからだ。

今回のサイクロンの4日後に3日間のバラマンディフィッシングの予約を頂いたイタノ氏一行も初日はケアンズインレットの海岸部の岩場を攻めることになった。

海岸部の岩場で釣れるバラは数は少ないが、あたればメーターオーバーも決して夢ではなく、大物が期待できる。

この日も7:30に出発。8:00頃からキャスティングを始め、潮が低くくなるお昼頃まで、この岩場で粘ることになった。最初の1時間くらいは、何回か小さなアタリもあり、バラの姿も見えたが、フッキングにはいたらなかった。

そうこうしている内、アタリもなくなり、黙々とキャスティングすること1時間。不意にそのモンスターは現れた。

岩場の突端部の深度4メートル程の所で、お客さんのルアーめがけてモンスターバラが躍りかかったのである。

大きな「バッシャー!」という音で前を振り向くと、大きな水飛沫と空中をはねるルアーだけが見えた。「デカーッ!」というお客さんの声に、サイズを確認したら、ガイドのキールンがメーターオーバーは確実だろうという。

お客さんも、そのサイズに唖然とするばかり。

結局、この日は、このモンスターとの遭遇はこの1回だけで、お昼頃、場所を川の中に移すことになった。

ケアンズからポートダグラスにかけての海岸部は、こういったモンスターバラが良く釣れる岩場がいくつかある。

つい最近も、地元の釣り雑誌に、この海岸部のポイントマップが紹介されていたので、いくつかのポイントは実際出かけてみた。どのポイントも足元の岩場がすでに2~4メートルの深度で、姿を隠しやすい岩がごろごろしているポイントばかりである。

ある友人のフィッシングガイドは、「Suicide Bend」というポイントで、最近、同じ日の2時間あまりの間にメーターオーバーを3匹、90センチクラスを1匹の合計4匹もあげたそうである。

その雑誌の記事のポイントを要約すると

●コンディションは、波がなく穏やかな日
●場所は、岬の突端部
●水色は、濁りすぎず、澄みすぎず、
●潮は大潮の前後5日目頃で、夕方、干潮から潮が満ち始めるとき
●時間は、朝まずめか夕まずめがベスト
●ルアーはダイバー系のフローティングルアー
●タックルは
 ・最低12~20ポンドライン(私は30ポンド、この記事の作者は50ポンドのブレイドラインを使用)
 ・リーダーは50ポンド(キャスティングに支障のない程度で、できるだけ長く)
 ・ラインキャパは最低150メートル

このポイントの状況は「キャスティングする岩場のすぐ下が、深度2メートルから4メートルで、カキの付着した岩が海底にごろごろしている。フッキングはたいてい足元から5メートル以内だが、メーターオーバーのバラマンディは簡単に100メートル近くはラインを引き出し、その強烈なエラ洗いで、フックをはずしたり、ラインを切ろうと試みる、というところでしょうか。

私の今までの経験からすると、水色にはちょっと異論がありますが、あとはだいたい似たようなものです。これだけの情報が手に入れば、あなたもきっと、すぐにモンスターバラを手に入れることが出来るかも?。