マーレーコッドの釣り情報
マーレーコッドは、マーレー川水系に生息するオーストラリア固有の淡水魚です。南米のピラルクー、 ナイル川のナイルパーチとともに、世界3大淡水魚の内の一つとして知られ、オーストラリアの淡水魚中、最も大きくなる魚です。公式記録として、1.8メートル、113キロという記録も 残っています。
産卵期が9月~11月に当たるため、この期間は禁漁期となりますが、それ以外の時期は、通年、釣りが可能です。(禁漁期は、エリア、コッドの種類により異なります。詳細は、お問い合わせ下さい。)
マーレーコッドは、大きくなるにつれて、深度のある特定のプールの中で生活するようになり、雨による増水でも、そのプールを移動することは あまりありません。従って、魚にダメージを与えないようなキャッチアンドリリースを繰り返していれば、安定した釣果が得られます。そういった点では、現地のポイントに精通した フィッシングガイドは、安定した釣果を得るための大切なキーポイントです。それと、この辺りの河川は、殆ど、個人所有の牧場の中を流れていて、川へアクセスするためには、その土地の 所有者の許可を得なければならず、そういった点でも、現地の事情に精通したフィッシングガイドが必要になります。
川岸を歩きながら、ポイントを打っていくパターンと、カヌーを利用するパターンとあります。川幅は15~30メートル程度で、マーレーコッドのポイントととなるプールの前後の浅瀬は歩いて 渡れる程度の水深です。渓相は日本の渓流とよく似ていて、岩場が多く、プールからプールへ徒歩で移動しますので、荷物を厳選してバックパックに格納し、足場のしっかりした靴で歩けるように 装備を工夫してください。
マーレーコッド、ツアースケジュール
1日目 | 早朝、ブリスベンかゴールドコースト着 午後、現地着、半日フィッシング |
---|---|
2日目 | 終日フィッシング |
3日目 | 終日フィッシング |
4日目 | 半日フィッシング、現地発 夜、ブリスベンかゴールドコースト着 |
5日目 | 帰国 |
・弊社では、現地に住むローカルガイドがガイドします。マーレイコッドは牧場(私有地)の中を流れる川が、そのポイントになります。牧場主との太いパイプのある、現地の状況を知り尽くしたローカルガイドです。
・上記スケジュールは、現地4泊5日のモデルスケジュールです。
・料金は、お問い合わせください。
釣り場の詳細
弊社では、ニューサウスウエールズ州の北部、クイーンズランド州との州境にあるエマビルという村をベースに釣りを行います。この村にあるモーテル、あるはロッジに宿泊し、付近を流れるいくつかの川にアクセスし、マーレーコッドフィッシングを楽しみます。
このエマビル付近は、ニューイングランド地方でも、グレートディバイディングレンジに近く、インバレルやアッシュファードといった同じニューイングランドの他のエリアより極端に谷が深く、川までのアクセスが容易ではありません。それに私有地となる放牧地の中に川が流れていて、一般道から川へアクセスするためには、いくつもの私有地を通り抜け、川までアクセスできるルートを熟知しておく必要があります。弊社契約のフィッシングガイドは、このエマビル近郊に住むローカルガイドで、付近の地理に詳しく、もちろん川が流れる私有地のオーナーとも良好な関係を保っています。
このエマビルをベースにしたマーレーコッドフィッシングでは、シーズンは12月から5月までの6ヶ月間に限定されます。8月から10月末までは産卵期のため禁漁期間に指定されます。当然、この時季に私有地のオーナーの許可を取り、私有地の中に入って釣りをすることなど不可能です。 4月上旬のイースターホリデー辺りから気温もかなり下がり始め、初霜が下りる時季になります。従って、6月以降は、魚の活性が極端に低くなり釣果が望めなくなります。
11月は、マーレーコッドは禁漁期となりますから、11月に釣行をご希望の方は、すでに禁漁期の明けたグレートディバンディングレンジの東側に生息するイースタンコッドをターゲットにすることになります。釣り場は、到着地のゴールドコーストから陸路3時間程度移動した、別の川の流域になります。この場合、付近には宿泊施設がないので、キャンプ泊の釣行となります。この流域は、大型のオーストラリアンバスも釣れます。
マーレーコッドをターゲットにしたツアー
マーレーコッド、ルアー/フライ
釣行動画
マーレーコッド用タックル
ロッド、リール、ライン
バスフィッシングのタックルをそのまま使えますが、より釣果を上げるために、以下の点に留意下さい。
●ライン
PE、20~30ポンド
●リーダー
40~50ポンド
●リール
ベイトリールをメインに、飛距離が必要な場合はスピニングでも可
●ルアー
・深度の取れるディープダイバールアーでフローティングタイプ
・朝夕、活性が高い時間帯は、ペンシル、ノイジー、ジタバグ系のトップウォーター
・深度のあるポイントではスピナーベイト、スイムベイト
・ウィードエリアではフロッグ
マーレーコッドフィッシング、詳細
釣行の様子、タックル、釣り方等、詳細なインフォメーションが必要な方は、弊社ブログのマーレーコッドに関するトピックを確認してみてください。
ケアンズ在州、バラマン爺(じい)のブログ マーレーコッド